【平塚市】胃カメラ検診で始める胃がん早期発見|4月の新年度に健康管理をスタート
4月は新年度が始まり、生活のリズムや環境が変わる方が多い時期です。新しいスタートに合わせて健康管理を見直す方も増えるなか、胃がんの早期発見・予防に効果的な「胃カメラ(胃内視鏡)検査」への関心が高まっています。
実際に胃がんは日本人に多くみられるがんの一つとされ、早期に発見・治療すれば90%以上が治るというデータもあります。そこで今回は、平塚市で胃カメラ検査をご検討中の方に向けて、新年度にぜひ始めたい胃がん検診の重要性や当院の取り組みについてご紹介いたします。
目次
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胃がんが多いといわれる日本の現状
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早期発見が大切な理由:胃がん検診のメリット
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胃カメラ検査とバリウム検査の違い
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新年度に始める健康管理:胃カメラ検査のすすめ
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当院の胃カメラ検査の特徴
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胃カメラ検査の流れと注意点
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胃がん以外にも役立つ胃カメラのメリット
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まとめ:早期受診で将来への不安を軽減
1. 胃がんが多いといわれる日本の現状
日本は欧米諸国に比べて、胃がんの発症率が高いと言われています。塩分の多い食事やヘリコバクター・ピロリ菌の感染率など、さまざまな要因が関係していると考えられます。
近年はピロリ菌除菌や検診の普及に伴い、胃がんによる死亡率は徐々に低下傾向にありますが、依然としてがん死亡原因の上位であり、早期発見・早期治療が欠かせません。
2. 早期発見が大切な理由:胃がん検診のメリット
胃がんは初期段階では自覚症状が出にくいため、症状が出たときには進行しているケースも少なくありません。しかし、内視鏡検査などで早期発見できれば、90%以上の高い治癒率が見込めると報告されています。
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治療の負担が軽減される
早期発見であれば、内視鏡による切除や比較的軽度な手術で済む場合が多く、身体への負担が少なくなります。
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治療費の面でもメリット
進行がんの治療に比べて、早期がんの段階での処置は費用を抑えられる場合が多いです。
このように、検診を受けることで早期発見に繋がりやすくなるだけでなく、身体的・経済的な負担を減らすことが期待できます。
3. 胃カメラ検査とバリウム検査の違い
胃がん検診には大きく分けて、「バリウム検査(胃透視)」と「胃カメラ検査(胃内視鏡)」の2種類があります。
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バリウム検査
レントゲン撮影で胃の形状や粘膜の様子を観察します。比較的短時間で実施できる一方、微細な病変や初期段階の病変を見逃すリスクがあるとされています。
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胃カメラ検査
内視鏡を用いて、直接胃の内部を詳細に確認します。小さな病変も見つけやすいメリットがあり、病変を発見した場合はそのまま組織検査(生検)やポリープ切除が可能です。
精度の高さを重視するなら、胃カメラ検査をおすすめします。特に痛みに配慮した検査手法や鎮静剤を使用する施設も増えており、苦痛を軽減しながら詳しく診断を受けられます。
4. 新年度に始める健康管理:胃カメラ検査のすすめ
4月は、新年度の開始に合わせて市の健康診断や各種がん検診がスタートする時期でもあります。
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平塚市でも、新年度に合わせて定期健診やがん検診の申し込みが始まるケースが多い
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仕事や生活習慣が落ち着く前に、計画的に検診を受けることで、1年を通じた体調管理がスムーズになる
特に胃がんは、早期発見で大きく治療効果が変わる疾患です。まだ受診歴のない方は、この機会に「年度初めに受ける」という習慣をつけることをおすすめします。
5. 当院の胃カメラ検査の特徴
横内中央医院では、平塚市および周辺地域の方の健康管理をサポートするため、以下のような特徴をもつ胃カメラ検査を実施しています。
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苦痛軽減を重視した検査
鎮静剤の使用や内視鏡の挿入方法など、患者様の負担を最小限に抑える体制を整えています。
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最新機器の導入
胃カメラ検査に使用する内視鏡は、従来よりも細径化し、鮮明な画像で観察できるタイプを採用。微細な病変を見逃しにくい環境を整えています。
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専門医による丁寧な診察
消化器内視鏡の専門知識をもつ医師が、診察から検査結果の説明まで担当。疑問点や不安があれば随時ご相談いただけます。
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平塚市の健康診断とも連携
市の検診や保険適用の範囲についても対応しております。初めて受診される方はお気軽にお問い合わせください。
6. 胃カメラ検査の流れと注意点
(1)事前予約
検査には予約が必要です。平塚市の補助や保険適用がある場合もございますので、事前にお問い合わせいただくとスムーズです。
(2)検査前日
夕食は早めに済ませ、消化の良い食事を心がけてください。検査内容によっては前日夜以降、飲食が制限される場合があります。
(3)検査当日
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基本的に、朝食は抜いてご来院いただきます。
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鎮静剤を使用する場合は、検査後に車の運転ができないことがあるため、公共交通機関や送迎のご利用を検討してください。
(4)検査
内視鏡を口または鼻から挿入して胃の内部を観察します。所要時間は個人差がありますが、10~15分程度が目安です。
(5)検査後の結果説明
検査終了後、医師から結果の概要をご説明します。組織検査が行われた場合は、後日改めて結果説明を行います。
7. 胃がん以外にも役立つ胃カメラのメリット
胃カメラ検査は、胃がん以外の病変を発見するうえでも非常に有効です。
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胃潰瘍や十二指腸潰瘍
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ポリープや逆流性食道炎
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ピロリ菌感染の有無
こうした疾患も、胃カメラによって早期に発見できれば、治療の選択肢が広がります。特に胃の不調を感じる方や、ピロリ菌の検査を受けたことがない方は、定期的な内視鏡検査を検討することをおすすめします。
8. まとめ:早期受診で将来への不安を軽減
胃がんは進行するまで自覚症状が出にくく、定期的な検診で早期発見することが最も効果的です。新年度が始まる4月は、生活習慣を改めるタイミングとして絶好の機会。
「平塚市で胃カメラ検査を受けたい」「胃がん検診に興味がある」という方は、ぜひこの機会に当院へご相談ください。早めの受診が、将来の大きな安心につながります。
▼ 横内中央医院へのお問い合わせ・ご予約
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電話番号:0463-54-5545
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所在地:神奈川県平塚市横内2730−1
今後も当ブログでは、地域の皆さまの健康管理に役立つ情報をタイムリーにお届けしてまいります。気になる症状や検査について不明点がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。